夏に髪が明るくなったりパサついたりする理由と、その対策とは?

夏のビーチの写真。夏の日差しは髪に良くない

夏が来ると…髪もそれを感じています。

私たちのブルックリンのヘアサロン「U&K Salon」には、こんなお客様の声がよく届きます。

「最近髪がなんだかパサつくし、色も明るくなってきた気がする…」

それ、気のせいではありません。夏の紫外線、湿気、暑さ、海やプールの水は、髪の色や質感に大きく影響します。ここでは、夏に髪が変わる理由と、その対策をご紹介します。

☀️ なぜ夏になると髪の色が明るくなるの?

一番の原因は紫外線です。

太陽の光は髪の色素「メラニン」を分解してしまいます。この現象を「酸化」と呼び、メラニンが分解されると髪色が明るく見えるようになります。髪は死んだ細胞でできているため、一度失われた色素は元には戻りません。

他にも、色が抜けやすくなる要因:

  • 塩素や海水がキューティクルを開き、色素が抜けやすくなる

  • 暑さや湿度が酸化を早める

  • 長時間の直射日光がカラーやブリーチの退色を加速させる

🧢 夏の色落ちを防ぐには?

カラーの鮮やかさをキープしたいなら、次のような対策を取りましょう:

  • UVカット機能のあるヘアケア製品を使う

    スプレーや洗い流さないトリートメントがおすすめです。

  • 帽子をかぶる

    シンプルですが、物理的に髪を守る最も効果的な方法です。

  • プールや海から上がったらすぐにすすぐ

    塩素や塩分を髪に残さないようにしましょう。

  • 週に一度のディープコンディショニング

    髪にしっかりと潤いを与えることで、ダメージを受けにくくなります。

🌬 夏になると髪の手触りが変わるのはなぜ?

「パサつく」「広がる」「ぺたんこになる」…このような髪の変化には、しっかりとした理由があります。

夏の髪に起きること:

  • 湿気で髪が膨張し、フリッズ(広がり)に

  • 紫外線で水分が奪われ、パサついた質感に

  • 汗や海風、大気中の汚れが髪から水分を奪う

💧 パサつきや広がりを防ぐ&改善するには?

少しの工夫で大きな変化が生まれます。

U&K Salonでは、以下のケアをおすすめしています:

  • 保湿力のあるシャンプーとコンディショナーを使用する

  • 週1回のヘアマスクや集中トリートメントを取り入れる

  • ヘアアイロンやドライヤーは控えめに(使うならヒートプロテクト必須)

  • 三つ編みやお団子などのプロテクティブスタイルも◎

  • プロのケアを受ける

    私たちのHitaトリートメントは、髪に自然なツヤと滑らかさを取り戻します。

💬 よくある質問:夏の髪のお悩みQ&A

Q: 黒髪なのに、最近茶色っぽく見えるのはなぜ?

A: 紫外線によってメラニンが分解されると、黒髪でも赤っぽく、茶色っぽく見えることがあります。

Q: 色落ちは元に戻せる?

A: 完全に元に戻すことはできませんが、トナーやグロス、カラーリングで補正は可能です。当店では髪に優しいカラーサービスをご用意しています。

Q: フリッズ対策にはどんな製品がいい?

A: UVカット付きの洗い流さないトリートメントや、オイル系のセラム、サルフェートフリーのシャンプーがおすすめです。何を使えばいいかわからない場合は、ぜひご相談ください。

Q: 夏のダメージは特定の髪質に影響しやすい?

A: 直毛・太めの髪は、キューティクルが乱れると質感が急激に変化しやすい傾向があります。だからこそ、ヘアケアのような繊細な技術とケアが有効なのです。

🌟 最後に

髪も、季節ごとのケアが必要です。

日焼け止めを塗るように、髪にも夏仕様の対策を。ちょっとした工夫と正しいケアで、夏のダメージを最小限に抑えることができます。

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