【注意喚起】日本領事館や警察を名乗る詐欺が多発!あなたも狙われるかも⁉︎

近年、日本領事館や警察を名乗る詐欺が急増しています。実際に私もこの詐欺のターゲットになりました。とても巧妙な手口で、一歩間違えれば大きな被害に遭っていたかもしれません。この記事では、私が体験した詐欺の詳細と、実際に発生した池田隆雅(いけだたかまさ)容疑者によるマネーロンダリング事件を交えて、皆さんが被害に遭わないための対策をまとめました。

特に、日本の携帯電話番号や銀行口座の情報を悪用する手口が増えているため、ぜひ最後まで読んで注意してください!

詐欺の流れ:私が体験したケース

1. 日本領事館を名乗る人物からの電話

ある日、日本領事館を名乗る人物から電話がありました。

「あなたの携帯電話番号(もしくはあなた名義の携帯番号)が振り込め詐欺に利用された可能性がある」

「この後、日本の警察から連絡があるので対応してください」

ここで驚いたのは、相手が私の個人情報(名前や住所など)をすでに知っていたことです。これが詐欺とは思わず、つい警戒心を緩めてしまいました。

2. 福岡県警を名乗る人物からの電話

次に、「福岡県警」を名乗る人物から電話がありました。その際、警察手帳を動画で見せてきました。普通、警察手帳を見せられたら本物だと思ってしまいますよね。

相手の説明によると、

「あなたの日本での電話番号、もしくはあなた名義の携帯電話が振り込め詐欺に使われている」

「無関係なのであれば、無関係証明書の発行が必要」

「東京警視庁に確認する」

その後、東京警視庁に無線で確認すると、

「最近、大規模なマネーロンダリング(資金洗浄)事件が発生」

「東京警視庁の要請を受け、福岡県警が調査中」

「逮捕された容疑者の持ち物から、あなたの銀行の通帳が発見された」

「あなたも関与している可能性があるため捜査が必要」

ここで不安になり、東京警視庁に無線で確認を取るという流れになりました。そして、実際に最近報道されている事件と一致していることが告げられ、「これは本当に警察の捜査なのかも?」と思ってしまいました。

3. 守秘義務のサインと行動報告の要求

「大きな事件なので、守秘義務のサインが必要」

「1日4回、現在地を報告するように」

「その際、Telegramを使用」

ここでTelegramを利用するよう指示されたことが、詐欺と気づくきっかけになりました。

この時点ではお金の話は出ず、あくまで「捜査協力」の要請という形でした。

4. 別日に銀行口座の情報を要求される

後日、再び連絡があり、次のような要求をされました。

銀行口座の下4桁を教えてほしい

現在の口座残高を確認したい

「あなたの口座が不正に利用されていないか調べるため」という名目でした。しかし、警察が口座の残高を直接聞くことはありえません! この時点で詐欺を確信しました。

実際に起きた「池田隆雅」マネーロンダリング事件

この詐欺グループは、実際に起こった「池田隆雅(いけだたかまさ)」容疑者によるマネーロンダリング事件を利用し、信憑性を高めていました。

池田隆雅事件とは?

池田隆雅容疑者は、マネーロンダリング(資金洗浄)を請け負う組織の主要メンバーとして逮捕

2021年11月〜2022年6月にかけて、ペーパーカンパニーを設立し、金融機関から法人口座を不正に取得

この口座を通じて、投資詐欺で得た約560万円を複数の法人口座に送金し、犯罪収益を隠蔽

この組織は約500社のペーパーカンパニーと4,000の法人口座を管理し、マネーロンダリングの総額は少なくとも600億円に上るとされる

このように、池田容疑者の事件は実際に大規模な犯罪であり、詐欺グループはこの事件を利用して信憑性を高めようとしていました。

詐欺を防ぐための対策

このような詐欺に遭わないために、以下の対策を徹底してください。

1. 「警察からの電話」は一度切って、自分で警察に確認!

警察や領事館を名乗る電話があったら、「今忙しいので折り返します」と言って電話を切り、公式の電話番号に自分でかけ直しましょう!

2. 警察はTelegramを使いません!

警察がTelegramでやり取りを求めることは100%ありえません。Telegramを使った時点で詐欺確定なので、即ブロックしましょう。

3. 非通知や不審な電話番号に注意

警察が+から始まる海外番号で電話してくることは絶対にない

非通知の電話も要注意

携帯電話の番号からの警察の連絡も不自然

4. すぐに個人情報を話さない

今回の詐欺では、私の過去の住所や銀行口座を知っているようでした。個人情報が漏洩している可能性もあるため、絶対に追加の情報(銀行の下4桁、残高など)を話さないようにしましょう!

5. 「守秘義務がある」と言われても無視

「この捜査は極秘」「誰にも話さないように」と言われても、すぐに家族や友人、警察に相談することが大切です。

まとめ

警察や領事館からの電話があっても、折り返して公式番号で確認!

Telegramでのやり取りを求められたら100%詐欺!

銀行の下4桁や残高を聞かれても絶対に答えない!

警察手帳を見せられても信用しない!

「守秘義務」と言われても家族や警察に相談!

この手の詐欺は年々手口が巧妙化しています。もし似たような電話がかかってきたら、落ち着いてすぐに警察や大使館に確認しましょう!

詐欺に引っかからないよう、皆さんも気をつけてくださいね!

日本領事館からも注意喚起が出ましたのでぜひご参考に!!

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