アメリカ・ニューヨークで美容師になるには
日本で美容師として働いていて、「アメリカで美容師としてチャレンジしてみたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。ニューヨークは多文化が共存する国際的な都市で、美容師としてのキャリアを広げるには理想的な場所です。しかし、実際にアメリカで美容師として働くにはどのようなステップが必要なのでしょうか?今回はビザや就労許可の話は抜きにして、純粋に美容師としての技術に焦点を当ててお話しします。
日本で培った技術はアメリカでも通用する
まず一つ断言できることは、日本でしっかりとした技術を持っている美容師は、アメリカでもそのスキルを十分に活かせるということです。むしろ、カット技術に関しては現地の美容師よりも高いレベルにあると感じることが多いでしょう。日本人の美容師が提供する細やかなカットは、アメリカでは非常に稀であり、大変貴重なものとされています。
特にニューヨークのように多様な文化が集まる場所では、様々な髪質やスタイルに対応できることが求められますが、日本で培ったカットやシャンプーの技術はそのまま誇れるものです。これまでの経験が、自信を持って現地で活躍する基盤となります。
カラーやブローは現地でのトレーニングが必要
一方で、カラーやブローに関しては、アメリカで少しトレーニングや勉強が必要になるかもしれません。というのも、アメリカではカラー剤の種類や髪質が日本とは異なるため、それに慣れるための時間が必要です。しかし、心配はいりません。日本での経験がある限り、すぐに新しい環境に順応できるでしょう。
また、ニューヨークのサロンでは、カット専門のスタイリストやカラー専門のスタイリストが分かれていることも珍しくありません。もしあなたがどちらかの技術を極めているのであれば、即戦力として美容師として働くことができるでしょう。
アシスタントの方へ
もし現在、日本でアシスタントとして働いている方で「今すぐアメリカで働きたい!」という気持ちがあるなら、一度冷静に考えてみてください。日本の美容業界でしっかりと技術を習得してから海外に挑戦する方が、よりスムーズにキャリアをスタートさせることができます。日本の美容師教育システムは非常に高いレベルにあります。ここで基礎をしっかり固めてから、次のステップとしてアメリカにチャレンジすることをおすすめします。
最後に
アメリカ、特にニューヨークで美容師として働くことは、多くの刺激を受けながら自己成長できる素晴らしい機会です。日本で身につけたスキルを武器に、新しい環境での活躍を目指して頑張ってください!